金の雑学まとめ:
金にまつわる話をアレコレ学ぼう
金が金色に見える理由、純度Kやカラットの違い、比重、砂金採りで役立つ知識、
そして日本の金の歴史までをまとめました。
砂金好き・コレクター・これから学びたい方にも役立つ内容です。
この記事でわかること
この記事では、金の性質・砂金採りに役立つ知識・純度や比重、日本の金の歴史までをまとめて解説します。
金の色は「光の吸収(反射)」と関係します。
- 金が金色に見える科学的な理由
- 砂金・砂鉄・磁石の関係
- 金の純度Kとカラットの違い
- 日本の金の歴史(年表)
金の性質と色の雑学
金が金色に見える理由や、化学記号Auの由来、磁石に反応しない性質について解説します。
金の色は「光の吸収(反射)」と関係します。
- 金は光の三原色のうち青色の光を吸収しやすいため、金色(黄色)に見える
- 金の化学記号「Au」はラテン語の「aurum(金)」に由来する
- 金は非磁性体であり、磁石にはくっつかない
粒砂金(フレーク)とは
日本の川で見つかる砂金の多くは、数ミリ以下の粒砂金(フレーク)です。
パンニングで最後に残る、薄く小さな金色の粒がこれにあたります。
日本国内で採取された粒砂金(フレーク)の実物写真。
薄く小さな粒状で、光の当たり方により輝き方が変わります。
- 日本の砂金で最も一般的な形状
- 川砂の中に混じって見つかることが多い
- 磁石には反応しない
ナゲット状の砂金とは
粒砂金よりも大きく、塊状になった砂金はナゲットと呼ばれます。
日本では数が少なく、採取例としても貴重です。
日本国内で採取されたナゲット状の砂金。
表面の凹凸や自然な丸みが特徴です。
- 1gを超えるものは特に希少
- 人工物や模造品との鑑別が重要
- 色味・光沢・形の自然さが判断材料になる
砂金・砂鉄と磁石の関係
砂金採りで混ざりやすい砂鉄と磁石の関係や、金が磁石に付かない理由を説明します。
磁石に反応するのは主に砂鉄(四酸化三鉄)です。
- 砂金採りの際に採れる砂鉄(四酸化三鉄)は磁石に反応する
- 砂鉄は不動態皮膜を形成しているため、塩酸では反応しない
- 近年の研究では、金をナノ粒子にすると磁性を持つことが分かっている
金の純度とカラットの雑学
金の純度を表すK(カラット)と、宝石の重さを示すcaratの違いを分かりやすく解説します。
K(karat)は純度、caratは宝石の重さの単位です。
- karat(K)は金の純度を表す単位
- carat(カラット)は宝石の重さの単位(1carat=0.2g)
- 18Kは24分率で、純度75%を意味する
- 市販の金箔は加工しやすくするため、銀や銅を混ぜている
- 24Kの「24」は昼夜24時間に由来するという説がある
金の比重と特徴
金の比重が非常に大きい理由や、水・砂鉄との重さの違いについて紹介します。
金は比重が大きく、パンニングでも沈みやすい性質があります。
- 水:1g / 氷:0.91g
- 金:19.3g
- 砂鉄(四酸化三鉄):5.2g
- 金は不況に強く、株は好景気に強いといわれる
金にまつわる歴史・伝承
日本各地に残る金の伝承や、砂金が採れる河川、歴史的な逸話をまとめています。
日本の金は寺院・貨幣・鉱山開発とともに発展しました。
- 現在でも日本の多くの河川で砂金が採れる
- 宮城県涌谷町には、日本最初の産金を記念した黄金山神社がある
- 奥州の黄金伝説には、金売吉次という人物が登場する
- 「黄金の国ジパング」はマルコ・ポーロの東方見聞録に由来する
- 東大寺大仏には約400kgの金が使われたとされる
日本国内で採取された砂金を、粉金・粒砂金・ナゲット・塊金まで
一枚で比較できる写真は、
天然砂金の実物写真集(サイズ比較)
ページで詳しく紹介しています。
日本の金の歴史(年表)
日本では奈良時代に東北地方で初めて金が産出され、寺院建築や貨幣の材料として発展してきました。以下の年表では、日本における金の歴史と重要な出来事を時代ごとに分かりやすくまとめています。
重要な出来事を年表で一気に確認できます。
| 時代 |
西暦 |
金の歴史 |
| 奈良時代 |
749年 |
陸奥国(現在の宮城県)で日本初の産金 |
| 奈良時代 |
760年 |
日本初の金貨「開基勝宝」誕生 |
| 平安時代 |
1124年 |
中尊寺金色堂建立(後に世界遺産) |
| 室町時代 |
1397年 |
金閣寺建立 |
| 江戸時代 |
1601年 |
慶長小判の誕生 |
| 明治時代 |
1904年 |
宮城県鹿折金山で2.25kgの自然金発見 |
| 平成 |
2012年 |
あおい商店 誕生 |
関連ページ:
・砂金の採り方
・砂金の生い立ち
・砂金・自然金の販売