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あおい商店は砂金や天然石を採取する道具の専門店です。


トップページ > 砂金の採り方

  1. みんなにお願いしたいこと
  2. 日本の金鉱山と砂金の採れる川
  3. 川に行く前に準備しよう
  4. 砂金の寄せ場
  5. パンニングとは
  6. パンニング皿について
  7. パンニング皿の使い方 練習
  8. 場所選びと砂の採取
  9. 情報収集
  10. 服装と持ち物
  11. モラルを守りましょう


砂金の採り方


【みんなにお願いしたいこと】



河川は公共用物です。みんなが楽しく自由に遊んでいくために最低限のマナーは守ってください。



  • 1.掘った穴は元に戻す。やりっぱなしにしない。残念ながら掘りっぱなしにする方を多く見かけます。もし知らずに人が通って穴につまづいたり転んだりしたら怪我のもとになります。また、穴だらけになったら景観を損ねてしまいます。

  • 落とし穴
  • 2.ゴミはきちんと片付ける 。どんな遊びでも同じです。お出かけして遊んだら自分のゴミくらいは持ち帰りましょう。

  • ゴミを捨てないで
  • 3.人に教えてもらった産地は無闇に他言しない 。
    せっかく採れるよって教えてくれたのに他言することで産地が荒らされたら、秘密を教えた方も気分が良くないですよね。そこをメインの堀場にしている方はとっても面白くないと思います。教わった堀場は秘密。あの手この手で聞き出すのも恥ずかしい行為です。

  • 秘密
  • 4.砂金を採っていいのか河川を管理する役場・市役所で聞いてみよう。

  • 役場で聞いてみよう
  • 5.釣り人がいたらやめよう。人の気配だけでアマゴやイワナなどの魚は逃げてしまいます。遊漁券を購入した方に迷惑がかかります。

  • 釣り人
  • 法律を調べると曖昧な表記がされており個人で判断するのは難しいです。
  • その理由の一つに法律の表現が多義的であり様々な解釈の余地ある文面になっているからでしょう。砂金に限らず水晶や翡翠などの鉱物採集、流木拾いや化石採集にも当てはまります。
  • どんな遊びも一般的な常識範囲内で楽しむ事が大事。
  • 河川敷にダンプカーで乗り入れて石を拾ったり、岩を崩して景観を損ねる行為は言語道断、駄目ですよね。
  • もちろん、国立公園や保護区、既に禁止となっている場所等での採取は禁止ですよ。


【日本の金鉱山と砂金の採れる川】

  • 日本には過去から多くの金鉱山がありました。今現在でも稼働している金鉱山があります。それらの金鉱脈から自然の力や風雨などによって金が流れ出て、川に流入します。これらを総称して砂金とよんでいます。河川で砂金を見つけるには以下の条件が揃っていると採取できる可能性が高くなります。
  1. 金鉱山がある(あった)
  2. 金鉱山(または金鉱山跡)の近くに河川がある
  3. 天然温泉の近くに川がある
  4. 川底に岩盤が見える
  5. 川の淀みや砂の上に鉄くずが溜まっている
日本の金鉱山

【川に行く前に準備しよう!】

  • 「パン皿を買ったから砂金採りをやってみよう!」 意気込みは分かります。 ちょっと待ってください。何事も準備が必要です。


  1. あおい商店amazonではじめてセットを買って必ず練習する
  2. たくさんの写真で解説された大地のビジュアル大図鑑を買って予習する
  3. 埼玉県「西武園ゆうえんち」内の砂金採り体験施設に行く
  4. インターネットやYoutubeで採れる場所を特定する
  5. あおい商店のインスタをフォローして情報を得る
  6. 動画で砂金と雲母の違いを勉強しておく




最初はみんな騙される金雲母
雲母 雲母

雲母は指に乗せてこすると、バラバラになるので見分けがつきます。





【砂金の寄せ場】

  • 砂金の在り処
  • 大雨で水位が上昇し河川が荒れると、濁流とともに砂金が動き始めます。
  • 比重の大きな砂金は流された後にどこに引っかかるのか? これを砂金の気持ちになって考えると自ずと砂金の寄せ場が見えてきます。
  • 以下がヒントになります。


  • 1.水際の草根(初心者向け)
  • 草根引き
  • 転がってきた砂金は岩の割れ目などに入ると出られなくなり、その場で育った草の根に包み込まれます。草の葉の隙間に入った砂金が隙間から根に入り込むこともあります。
  • そんな草根から砂金を探しだすことを通称「草根引き」と呼ばれています。
  • 根切りナイフやスコップを使用して草根を上手に引き抜き、根に付いた土砂を水を貯めたパンニング皿の中にきれいに洗い落としてパンニングしてみましょう。草根が白くなるまで丁寧に洗い落とすのがコツです。


  • 2.石間の土砂、周りの草根
  • こちらも同じ用に隙間に入って出られなくなった砂金がいます。
  • 写真は大きな石と石の間の石を除去したところ、鉄くずが出てきた様子です。


  • 3.鉄くずが溜まった場所
  • 小さな鉄くずが溜まった場所には砂金など比重が大きな仲間が集まります。
  • 砂金採りをしていると、錆びたクギや古銭、釣りのオモリなどが出てくることがあります。こういった場所には高確率で砂金が潜んでいます。期待に胸を膨らませて探してみましょう。


  • 3.岩肌のコケ
  • 増水時に岩に乗り上げた砂金は、水の流れとともに水中へと転がり落ちていきます。その途中に苔があると引っ掛かり抜け出せなくなります。
  • 苔を手できれいに剥がし、水を貯めたパンニング皿の中で揉みほぐしてパンニングしましょう。
  • 苔に絡みついた土の中から砂金を探しだすことを通称「コケ洗い」と呼んでいます。水がほとんど流れていない沢でも有効な手段です。
  • 写真の苔から小さな粉金がたくさん採れました。


  • 4.岩盤上のくぼみ、ポットホール
  • 岩盤上の砂金は水流とともに転がって流されてしまいますが、淀んだ場所に窪みがあったり、その窪みに大きな岩がはまっていると、その下に堆積した土砂の中に砂金が隠れていることがあります。
  • 写真の場所では中央の大きな石を除去した後に、下に堆積した土砂をハンドドレッジで回収してパンニングしたところ良型の砂金が採れました。


  • 5.岩盤上の割れ目
  • 岩盤
  • 砂金は岩盤上の亀裂に落ちてしまうと抜け出せなくなります。こんな場所には大粒の砂金が潜んでいる場合もありますが、スコップやカッチャの刃が入らないため土砂を回収するのが困難になります。当店で販売しているハンドドレッジを使用してきれいに土砂を吸い取ります。
  • 砂金は奥深く潜り込んでいますので、時折、タコメガネで確認しながら亀裂の底が見えるまで土砂を回収して、パンニングしましょう。


  • 6.大きな石の下
  • 大岩
  • 大きな岩の前後には砂金が挟まって溜まっていることがあります。川の流れが早い場合は岩を動かすと砂金が逃げてしまうので、岩の下の土砂をハンドドレッジで採取しましょう。


【パンニングとは】

  • パンニング皿の中に土砂を水を入れて振ると、土砂は液状化現象でドロドロになり、比重が大きい砂金は底へと沈んでいきます。砂金が沈んだのを見計らって上の土砂を洗い流します。これを繰り返すことで最終的に砂金を取り出すことが出来ます。
  • これらの一連の動作をパンニングといいます。比重の違いを利用して土砂の中から砂金を取り出す方法です。専門用語では比重選鉱といいます。
  • ちなみに川に落ちている石の比重は平均で3程度です。それに対し砂金は18前後と大きいのが特徴です。
  • パンニングとは


【パンニング皿について】

  • はじめてパンニング皿を購入される方へ。
  • 色んな種類があるけど、どれを買えばいいのかな?
  • 色や形、大きさまで様々です。当店では、「さあ、これから砂金採りをやるぞ」って方に以下のアドバイスをしています。


  • ●形
  • 色んな形がありますが、先ずは基本の円形から入りましょう。砂金採りにハマってしまうと自分に合ったパンニング皿が欲しくなってきます。基本をしっかりマスターしておけばどんなパンニング皿でも上手に使いこなせます。
  • パンニング皿 ゴールドトラップパンブラック
  • パンニング皿 ゴールドトラップパングリーン


  • ●大きさ
  • 当店では8インチ(直径約25センチ)から15インチ(直径約38センチ)まで取り揃えています。大きいから大人用、小さいものは子ども用と考えるのではなく、パンニング皿に土砂をてんこ盛りにして自分がどれだけの量の土砂を捌けるかを基準に考えたほうが良いでしょう。
  • 体力に自信があり一度に大量の土砂を捌きたい方は大きめのものを使います。


  • ●色
  • パンニングしている最中はずっと見つめているお皿。目が疲れない黒か緑色がオススメです。ちなみに人気No.1は緑色。黒色は砂鉄が見えないという方もいますが、見るべきは金色の砂金です。もちろん、人と同じ色は嫌だって方は赤色のパンニング皿もあるようです。
  • パンニング皿 ゴールドトラップパンブルー
  • パンニング皿 ゴールドトラップパンレッド


  • ●溝の形状
  • パンニングした土砂を捨てる際は溝を通すことで砂金が流れ出ないように考えられています。浅くて細かな溝は仕上げに使用します。どちらも範囲が広いものを選びましょう。
  • パンニング皿


【パンニング皿の使い方 練習】

  • 1.スコップなどで採取した砂をパンニング皿に入れて水中に沈めます。水の中でパンニング皿を揺することで、砂が泥々に柔らかくなり重い砂金は砂を潜ってお皿の底へと沈んでいきます。この工程が一番大事です。揺する量が少ないと砂金は後の工程で紛失しやすくなります。
  • パンニング


  • 2.大リップル(大きい溝)側を水につけて比重選鉱を行っていきます。
  • パンニング



  • 3.一度お皿を水平に戻してリセットします。
  • パンニング


  • 4.小リップル側を水につけて比重選鉱を行っていきます。砂が無くなってきて黒い砂鉄が残ってきます。砂がほとんど無くなるまで何回も繰り返しましょう。
  • パンニング


  • 5.いよいよ最終選鉱です。砂鉄の中から砂金を取り出します。慣れない方はスナッファーボトルで回収して家でゆっくりやりましょう。
  • パンニング


  • 6.顔に近づけて見れば見逃さないでしょう。慣れるには練習が必要です。
  • パンニング


  • 7.砂鉄の中から出てくる砂金を見つけると感動しますよ!
  • パンニング




【場所選びと砂の採取】

  • まずは砂金の溜まりやすい場所を探しましょう。岩畳みやポットホールが良いです。岩の間から生えている草の根っこにも付いている場合があります。場所を決めたら砂を採取しましょう。
  • 採取した砂は多くの泥や石ころが混ざっています。動画のようにスルースボックスを使用すると邪魔な砂や泥を洗い流すことが出来ます。
  • スルースボックスで綺麗にした砂から選別します。ターボパンは効率が良く取れる確立がアップします。いろんな道具がありますので、自分に合ったものを見つけましょう。川の中の石をどかして、下の砂を採集してみましょう。その中に砂金が眠っている事が多いです。


  • さあ、砂金を採ってみたいと思った貴方。自然の厳しさに返り討ちにあうかもしれません。しかし、思いがけないお宝を発見することも有ります。私が以前、探索中にクヌギの木に近づいたとき、足元にミヤマクワガタガが落ちてくることもありました。大自然の中で過ごした一日はあなたの心に、または家族の心に充実した思い出を残すでしょう。
  • それでは先ず、準備と知識が必要です。ここから一歩を踏み出しましょう。全国には砂金採り体験できる施設もあります。行ってみる事をお勧めします。



【情報収集】

  • 砂金採りについて考える
  • 全国には多くの金鉱山があります。また地図で調べると金に関連する町名がのっていたりします。例えば、金山町や金園町、金竜町などなど。怪しいと思いませんか?いろいろな所にヒントが隠されています。
  • 鉱業権がないか、立ち入り禁止区域ではないか。勝手に入ってはいけない山や川が有ります。下調べして必要であれば許可を取りましょう。下流で渓流釣りをしているのを見かけたら、その場は遠慮しましょう。


【服装と持ち物】

  • 森を探索する
  • ・危険動物、植物があります。特に草むらに入るときは長靴や長ズボン、長袖のシャツなどで肌の露出を少なくしましょう。ウルシの木に触れて後で痛い目にあう、なんてことはよくあります。水の中に入るならウェーダーは準備しましょう。
  • 自然と遊ぶには緊急事態に遭遇することもあります。ときには現地でキャンプする機会もあるかもしれません。スマホの充電や照明電源に必要なポータブル電源は車に標準装備しましょう。
  • 移動する際は両手を塞がないようにリュックに荷物をまとめておきましょう。
  • 【主な持ち物】
  • 日焼け止め、ポータブル電源、熊よけベル、ラジオ、救急用具、健康保険証のコピー、腕時計、ポンチョ、スマホ防水袋、食料と水分、帽子、着替えとタオル、厚手ロング手袋(冬)、耐切創手袋(夏) 、ウェーダー、ウエストポーチ
  • ●ウエーダーについて
  • 水に入っても濡れないように腰や胸まで伸ばした胴長です。水中で砂金採りをしていると、どうしてもお尻が濡れたり、冷たい水で体力を奪われてしまいますね。砂金採りを長く続けるならウエーダーの購入を検討しましょう。安価なものは一日で破れてしまうのものあり要注意。初めて買うならコレをお勧めいたします。
  • Amazon【ブリザテックPC加工/透湿防水機能】透湿ウェダー プロックス(PROX)


【モラルを守りましょう】

  • 森の中の沢
  • 当店では「盤たたき」する行為はお勧めしません。盤たたきとは岩盤等を砕いたり、バールでこじって割り、その隙間に溜まった砂礫から砂金を採る方法です。天然の景観を損ね、破壊してまで採取する事は絶対にやめましょう。
  • 楽しく自然と親しみ、掘った穴は埋め戻しましょう。むやみに野生動植物を勝手に採ってはいけません。
  • また、深追いしないこと。少しでも多く採ろうと山奥に入ったり、川の深場へ踏み入るのはやめましょう。晴れていても前日に雨が降った場合は増水しています。危険と感じたら諦めるのも必要です。
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